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梅毒症状・感染経路は？検査と対処方法
| 目次 感染者 初の1万人超 梅毒とは 梅毒の潜伏期間は？治療は？ 梅毒の感染経路は？ 第1期 第2期 第3期 第4期 |
国内のSTD梅毒感染者数は今年までに1万141人で、現行の統計を取り始めた1999年以来、初めて1万人を超えました。
専門家は、「予想よりも速度でさらなる広がることを懸念している」と述べています。
感染者 初の1万人超
国立感染症研究所によると、今年までに、全国から1万141例の梅毒が報告されており、統計が現在の方法で収集され始めた1999年以来、初めて10,000例を超えました。前年同期比で約1.7倍と過去最高となり、急成長が続いています。
梅毒とは
梅毒は、主に性的接触によって広がる細菌感染症であり、感染しても無症候性またはすぐに消えることがあります。感染は知らないうちに広がる可能性も記載されています。また、治療をせずに放っておくと脳や心臓に重篤な症状が現れたり、妊婦が感染すると死産や流産につながったり、赤ちゃんにさまざまな症状が現れたりするおそれもあります。
梅毒の潜伏期間は？治療は？
梅毒は、キスや性交によって広がる「梅毒トレポネーマ」という細菌によって引き起こされる感染症です。感染すると3～6週間の潜伏期間を経て症状が現れ、その後症状が消えてしまうこと、または無症状こともあり、気が付かないうちに病気が進行することがあります。
薬で治療できますが、治療せずに放置すると、深刻な脳や心臓の問題を引き起こす可能性があります。
梅毒の感染経路は？
主な感染経路は性的接触で、潜伏期間中であっても、感染者の粘膜や傷のある皮膚に直接触れることで感染することがあります。梅毒の症状は
感染経路は以下の通りです。
第1期
潜伏期を経たあと、感染から3週間たってからの時期は「第1期」と呼ばれて、菌の侵入部位に3mm～3cm程度の腫れや潰瘍ができます。症状は数週間以内に消えることがありますが、梅毒が治ったわけではありません。
第2期
感染から約3か月後、全身に赤い発疹が現れる時期です。発熱や倦怠感など、さまざまな症状が現れることがあります。 症状は自然に消えることがありますが、梅毒が治ったわけではありません。
第3期
感染から約3年後、全身に炎症が起こる時期です。第4期
その後、感染から約10年で「第4期」となり、脳や心臓、血管に症状が現れ、麻痺や動脈うっ血の可能性があります。また、妊婦が感染すると胎児に感染し、死産や早産、出生後の難聴などを引き起こす「先天性梅毒」と呼ばれる状態になることもあります。
なぜ増やす
なぜこれほど増えているのか、男女の出会い方の変化によるものであるのではないかという見方もあります。
梅毒の感染者数を、年代別にまとめと、女性は20代、30代が75％を占めていることがわかりました。
一方、男性は幅広い年代に広がっています。
性風俗をによる感染するケースが多いとみられますが、マッチングアプリなどの普及などによって、若い世代を中心に性行動が変化していることも、感染拡大のリスクを高めていると指摘する専門家もいます。
